自分からの解放 （伝道所掲示板より 2017年8月1日）
御前に、わたしたちの背きの罪は重く
わたしたち自身の罪が不利な証言をする。
背きの罪はわたしたちと共にあり
わたしたちは自分の咎を知っている。
（イザヤ書59章12節）
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「背きの罪はわたしたちと共にあり/私たちは自分の咎を知っている」とここで預言者が民と共に告白しているように、私たちは私たち自身の中にある咎や過ちを知っています。他人の罪を責めるよりも、まず自分の中に罪があることを知らねばなりません。自己嫌悪もまたそのような消息からのものでしょう。
しかし人は自分自身の暗闇から抜け出したくても抜け出せないのです。人の力では、自分を縛る呪縛から逃れることはできないのです。
人の力ではなく神の力によって自分の中の呪縛から解放されること、それを救いと言います。
自分に絶望して神を仰ぎ、神を求めることこそ、自分の中にある呪縛や自己嫌悪から解放され軽やかな自由に至る道です。