処女降誕 ―クリスマスに贈る― (伝道所掲示板より 2018年12月1日)


 イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。
                     (マタイによる福音書  1章18節)


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イエスは処女よりお生まれになった。この事は常識では受け入れ難く、キリスト教を信じることを難しくさせるようです。
 イエスは神の子であり、罪なき御方でした。しかし私たち人間には罪がある。一人残らず例外なく、です。それは誰もが自分を見ればわかることです。
 しかし主イエスには罪が無いのです。そしてその罪なき御方は罪ある人間の子であるはずがないのです。人間の交わりからは生まれ得ないのです。聖霊によってしか身ごもり得ない、処女からしか生まれ得ないのです。
 そしてそのような罪なき御方によってのみ、罪あるわたしたちは救いを与えられ、清められ得る。

主イエスが処女から生まることは当たり前のことなのです。
 そうでなければ、私たちは救われない。そうでなければ、信じることができない。そうであるからこそ、彼を信じることができるのです。

                             (2018年12月1日 )

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